最重要事項
昨今の釣りブームの影響か、釣り人が増加し、天候不良時以外、多くの人を見かけるようになりました。しかし釣り人のマナー低下により、フェンスや看板が防波堤などに設置され、釣り禁止区域が増加傾向にあります。
釣りというレジャーを末永く楽しむためにも、以下の項目にご協力いただきますよう、お願いします。
1・釣り場はキレイに
最近は釣り人が増えたせいか、以前よりもゴミの多くなったように見えます。地元の方々のクレームにより、釣り禁止区域になった場所も多いので、ゴミは必ず持ち帰るようにしてください。海にポイ捨てなんて、絶対ダメです!
フグやヒトデ、海毛虫なども海に戻してください。他の人が刺される可能性があります。また、フカセ釣りやサビキ釣りでこぼれた撒き餌は悪臭の原因になるので、必ず流して帰りましょう!
さらに、近年はイカ墨で汚れた場所も多くなりました。釣ってすぐだとあまり匂わないですが、時間が経つと悪臭の原因になるので必ず流してください。
我々も釣りをするので時合を逃したくない気持ちは理解できます。しかし釣り場を汚すのはマナー違反です。
跡形が残らないほどキレイにするのが望ましいですが、乾いた堤防にイカ墨がつくと落ちないのも知ってますから、そこまではお願いしません。
ただ、釣り場で仕掛けを作る時に1杯でも水を汲んでおき、汚したらすぐ2.3回に分けてイカ墨を流すようにしましょう。これだけでも流さないのとは違うので、実践してください。
2・立入禁止の場所には絶対入らない
夜釣りに行くと立ち入り禁止のフェンスを越えて釣りをする人がいます。
「文句を言われたら出ればいいや」
とか
「誰もいないからいいや」
とか、マジでやめてください。多くの人に迷惑がかかっています。これ以上立ち入り禁止の場所を増やさないようにマナーは守るようにしましょう!
3・駐車禁止の場所に車をとめない
漁港などでは漁師さんが頻繁に車で出入りをすることがあります。釣り人が車を止めたせいで作業の邪魔になったり車の出入りがしにくくなることで、釣りが禁止になることもあります。地元の人の気持ちを考えて行動しましょう。
4・話し声や音に注意
携帯電話やスマホの普及により、どこでも通話ができるようになりましたが、大声で話したり夜間に話したりしないように。たまにラジオなどをかけてる人もいますが、地元の人にとっては迷惑でしかないのでやめましょう。
5・漁港や堤防では漁船に注意
漁船が出入りする時は、必ず仕掛けを巻き上げるか糸を沈め、スクリューに巻き込まれないようにしましょう。また係留ロープに仕掛けを掛けないようにしましょう。
もしあなたが漁師でこんなトラブルに遭ったら嫌でしょう?漁師の中にはこのトラブルの多さに腹が立ち、わざと波止近くを通る人もいます。お互いを思いやって行動しましょう。
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6・荷物はまとめて置く
釣り場に道具を散乱させ、歩きにくくしている人がいます。地元の人や他の釣り人が歩いて通るのを邪魔しないように荷物はまとめて置きましょう。
7・挨拶をする
地元の人や先に釣りをしている人がいたら挨拶をしましょう。
「おはようございます」
「こんにちは」
の一声だけで十分です。
8・先行者に一言かけましょう。
「こんにちは。ここで釣りしてもいいですか?」
だけでもいいです。釣り場であとから来た人にいきなり割り込まれるのは不愉快ですが、一声あると多少はやわらぎます。釣り座の交代もしやすくなります。
声をかければ多くの人は「引っ掛からなければいいよ」と言ってくれます。言わずにお互い不愉快になるより、一声かけるようにしましょう。
また中には「ダメ」とか「よそへ行きな」とかいう人もいます。そんな時は無理せず他の場所で釣りましょう。
昔は釣り人同士が譲り合うのが普通でしたが、最近は一声もなく割り込む人が本当に多いので我々は悲しいです。長話はいらないので、恥ずかしがらず、一声だけかけるようにしましょう(しつこいのもNGなので、まずは一声)。
9・魚は必要なだけ持ち帰る
釣った魚は家族で食べれる量だけ持ち帰りましょう。いっぱい釣れて自慢したいのはわかりますが、携帯やスマホで写真を撮ればいいハズです。他人に配ることは極力やめましょう。
また小さすぎる魚は逃がしましょう。大量に持ち帰ったり、幼魚を持ち帰れば、魚はどんどん減ります。末永く釣りを楽しめるように心掛けましょう。
10・安全を確保
ライフジャケットや滑らない靴を着用しましょう。特に雨の日は滑りやすいので要注意。
また夏は車にライターやスプレーを置いたままにしないように!
釣りをしてたら爆発して車が燃えた・・・なんて、笑えませんよ!
子供と釣りに行く場合は特に注意しましょう。海は砂や海藻が多く滑りやすいです。滑ってこけたはずみで海に落ちることだってあります!
脱水症状にも注意しましょう。集中してると忘れがちですが、水分補給も身の安全を確保する方法の一つです。
以上の10項目は、難しくないはずです。自分のことだけ考えるのではなく、他人のことを思いやって釣りをしましょう。マナーを守らず釣り禁止区域が増えたら、結局は損ですよ。
これからも釣りという素晴らしいレジャーを楽しめるように、協力をお願いします。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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